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今日は少しまじめなお話を・・・・





愛車のエンジンの音を気にしたりしますか?


耳に集中して音を聞いてみるとエンジンの音の中にも色んな音が混じっているのがわかると思います。


いつもいつも集中して聞いていると運転が疎かになっても困りますのでたまにでいいのでエンジンの音に耳を傾けて見てください。


音が変化したり音が大きくなって来た時は愛車がメンテナンスを求めている時だったりします。


今日はエンジンについている補器類を駆動している補器ベルト(ファンベルトとよく呼ばれている部品です)関係の音についてお話してみたいと思います。


エンジンがかかって回転をし始めると同時にベルトもくるくる回り始めます。


アクセルを踏んでエンジン回転数が上がればベルトも同じように早く回ります。


この回転数に連動して音が変わる異音の一つがベルト系の異音です。


ちなみにベルトは古くなってくると亀裂が入ってきたりするので覗き込めば目視で確認ができます。


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たまに聞く事のあるエンジン回転数に連動してキーキーなったりするのがよくベルト鳴きと呼ばれたりする音ですね。


亀裂が入っているのに交換しないでそのまま乗っていると最悪ベルトが切れたりばらばらになって他の故障を誘発することになるので亀裂を見つけたらなるべく早めに交換しなければいけません。


キーキーといった感じの音でなくゴロゴロやシャーーっていう感じの音はベアリング系から出ている事が多いです。


回転部分の軸には大体ベアリングが入っていてこのベアリングが古くなってくると音が出てきます。

ベアリングについての詳しい話はこちらで↑


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これが補器ベルトのアイドラーって部品です。


左が新品で右が今まで使用していた部品になります。


真ん中に入っているのがベアリングです。


これが劣化してくるとシャーーと言った音がするのですがある日急に音が大きくなったりすることは少なくて日々すこしずつ音が変化していくことが多いのでなかなか気づきにくい部品ですが交換するとエンジンの音が静かになるのでそこで初めて音が大きくなっていたのが分かったりします。


ちなみに取り外した状態で新品とお古を指で回していただければどんなに鈍感な方にも体感は出来るくらいの差があります。


画像 001

 


これがベルトのテンションを調整しているテンショナーという部品になります。


見て分かるとおり右が新品です 😉


この部品はオートテンショナーになっていてこれが劣化してくると適正なベルトテンションを保持出来なくなりベルトからキーキー音が出るようになったりします。


当然このテンショナーのセンターにもベアリングが入っていますので劣化しますと先ほど説明したシャーー音やゴロゴロ音の原因になることもあります。


ベルトのキーキー音が出だしたらこのテンショナーやベルトの交換時期ですのでできるだけ早く点検することをお勧めします。



ちなみにベルトに水等がかかってもキーキー音がする事があります。


雨の日に水溜りを通過した後だったり洗車の直後にエンジンをかけたとき等に音が出ることもありますがすぐ消えるようでしたら心配はありませんので 😛




このベルトのキーキー音やベアリングのシャーーー音って言うのがどんなものかどうしても聴いてみたいという方がいましたら暇そうな時にサービスの細川に声をかけて頂ければ実際に音を鳴らして聞いてみることが出来るかもしれません 😆

 


ベアリングのお古もなるべく置いておいて触って劣化を実感してもらえるようにしておきますので是非体感してみてください。



車は消耗品の塊ですので消耗品を定期的に交換することによって重大な故障になるのを防ぐことが出来ます。


消耗品の交換を怠っていると故障となりますので点検や車検といった作業が必要になります。




今後は今まで以上に御客様に点検や車検【自動車検査登録制度】の重要性を少しでも理解していただけるように努力していきたいと思います。







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