皆さん愛車の日常点検ってしてますか?
免許を取った時期が車両法の改正(平成7年7月)より前の人は運行前点検で教わったと思います。
道路運送車両法では
【日常点検整備】
第47条の2 自動車の使用者は,自動車の走行距離,運行時の状態等から判断した適切な時期に,国上交通省令で定める技術上の基準により,灯火装置の点灯、制動装置の作動その他の日常的に点接すべき事項について,目視等により自動車を点検しなければならない。
2 次条第1項第1号及び第2号に掲げる自動車の使用者又はこれらの自動車を運行する者は,前項の規定にかかわらず,1日1回,その運行の開始前において,同項の規定による点接をしなければならない。
3 自動車の使用者は,前2項の規定による点検の結果,当該自動車が保安基準に適合しなくなるおそれがある状態又は適合しない状態にあるときは,保安基準に適合しなくなるおそれをなくするため,又は保安基準に適合させるために当該自動車について必要な整備しなければならない。
と法律で定められています。
ちなみに日常点検については
こちらでお勉強できます。
休日でお時間のある時や洗車後などに是非とも実践してみて下さい。
故障を未然に防げると出費も少なく財布に優しくなります。
更に追加で是非とも見て頂きたいネクストワン・オリジナル項目を・・・・
まずボンネットを開けて見て下さい。
なにか気になる所は有りませんか?
そうエンジンルームの奥に落ち葉が溜まっていますね。
良くある光景ですがこの落ち葉を放置する事によって故障に繋がるケースがあります。
落ち葉が溜まっている所の部品をルノーでは【スカットルパネル】といいます。
このスカットルパネルには外気導入の為の小さい穴が開いています。
その穴やサイドの隙間に枯れて粉々になってしまった落ち葉達が侵入しちゃいます。
穴が開いているので当然雨等も入るのですがこのスカットルパネルの中には水抜きの穴が開いています。
この水抜きの穴をたまーーに落ち葉達が塞いでしまうのです。
するとスカットルパネル内部の水はけがどんどん悪くなり雨水がどんどん溜まっていっちゃいます。
すると本来なら水が入ってこないはずの所まで水位が上がってしまい室内に雨水が侵入してきちゃいます。
すると室内の足元が水で濡れているという【雨漏れ】という故障になります。
落ち葉を取ればいいだけだから簡単そうに思われるかもしれませんが室内の濡れてしまったカーペットを清掃して乾燥する為に結構な手間と時間【費用】がかかっちゃいます。
もし濡れている所に車両ハーネス等があれば更に追加で故障が発生しちゃうかもしれません。
そこでたまには日常点検でこの落ち葉達の有無を確かめて落ち葉等があればめんどくさがらずに取り除くようにしましょう。
こんな簡単な事で故障の一つを未然に防ぐことが出来ます。
愛車を少しでも快適にお乗り頂けるように是非とも実践してみて下さい。
日常点検方法や愛車の事で解らない事や詳しく知りたい事等がありましたら来店時にサービスの細川【ぼーず頭の整備士】にお気軽に質問してください。